国際色豊かなメンバーによるエレクトロ・ロックバンド FABL(デンマーク)
今回紹介するFABLはデンマーク第2の都市であるオーフス生まれのバンド。FABLは英語でいうところのFable、寓話という意味(バンド名がそこから来ているかどうかはしらないけど)。
ボーカルのスリランカ系デンマーク人のJonas Kristensen、シンセ担当のデンマーク人Jeppe Schmidt、そしてドラム担当で、15歳になるまで金沢に住んでいたという日本とデンマークのハーフのAki Shiraishi Bech。この国際色豊かなバックグラウンドを持つ3人によるバンドだ。
メンバーたちそれぞれの音楽的背景/インスピレーションも幅広く、Jonasは黒人音楽・エレクトロニカ・サイケデリック、Jeppeはエレクトロニカ・ポップ・ダンス、Akiはロック・エレクトロニカ・メタル、と様々。そのためAkiによれば、「曲作りはかなり大変」だそうだが、「そのおかげでバンドの『ジャンル』ではなく『スタイル』として、新しいものを作っている」という思いがあるそうだ。ただ、3人とも共通してエレクトロニカを挙げているので、それが求心力となっているのは間違いないようで、「エレクトロニカとポップ・ロックを織り交ぜた新しい音楽を目指している」とのこと。
そんな彼らが今5月にリリースした「As the fame calls」は、デンマークエレクトロシーンの重鎮VETO*のフロントマンTroels Abrahamsenがプロデュースしているそうだ。早速そのミュージックビデオを見てみよう。
*VETOの曲「You Are A Knife」はアメリカのテレビ番組『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン4内のエピソードで使用されていたりもする。
(この曲が気に入った方は、もしかしたらManboy(フィンランド)の「How it Hurts」とかも好きかもしれない。)
「As the fame calls」はiTunesからも視聴購入可能。
Akiがデンマークに引っ越したのは7年前。音楽や音響に興味があった彼は、音楽学校Den Rytmiske højskoleで音響を専攻。そこでJeppeと出会う。JeppとJonasの二人は、音楽が盛んなスキーヴェという街で育っており、Aki曰く「音楽的センスがよく、音楽に対してアブノーマルで挑戦的」だったそう。そんな彼らに共感を覚えたAkiは、Jeppeが元々始めようとしていたバンドプロジェクトであるFABLにドラマーとして入らないかと尋ねられた時に「NOとは言えなかった」そう。Jonasの「太く特徴的なボーカルに今でも惚れている」とも語っている。
昨年2013年にリリースしたEP『Libra』から、FABLメンバーたちの姿も見ることのできる「Confused」のミュージックビデオも見てみよう。
EP『Libra』の楽曲もiTunesで視聴購入できる。
FABLの全アートワークとバンドロゴに見て取れる「鳥」は、バンド結成時に作った曲に由来するものだそう。彼らがライブで使用しているマスクやミュージックビデオにも出てくるマスクにも使われている。
こちらはEP『Strange Voids』から、鳥マスクに追い掛け回される「Hypocrite」のミュージックビデオ。
EP『Strange Voids』もiTunesで販売されている。
もうひとつ、『Strange Voids』からのシングル「Maybe We All」もどうぞ。
彼らの楽曲は、FABLのSoundCloudページからも聞くことができる。FacebookまたiTunesではEPの他にシングルも販売しているので、気になる方は試聴購入あれ。
Maybe We All - Single
Act - Single
最後にFABLメンバーの皆さんから当ブログ読者の皆様へメッセージを頂いたのでお読みください。
またAkiは「ステージ演出と、ステージ上のエネルギーは一回体験すると忘れられない物だと思います」とも語っている。動画で見たってその体験を伝えることができないのは言わずもがなだが、彼らの力強いライブの様子も貼っておこう。曲は『Libra』収録の「An Artist」。
デンマークに行かれる方は彼らのライブ予定も要チェックだ(FABL公式サイトの「Concerts」にライブ予定が載っている他、Facebookページにも掲載されている)。今後の活躍は勿論のこと、来日してライブしてくれる日が来ることにも期待したい。
ボーカルのスリランカ系デンマーク人のJonas Kristensen、シンセ担当のデンマーク人Jeppe Schmidt、そしてドラム担当で、15歳になるまで金沢に住んでいたという日本とデンマークのハーフのAki Shiraishi Bech。この国際色豊かなバックグラウンドを持つ3人によるバンドだ。
メンバーたちそれぞれの音楽的背景/インスピレーションも幅広く、Jonasは黒人音楽・エレクトロニカ・サイケデリック、Jeppeはエレクトロニカ・ポップ・ダンス、Akiはロック・エレクトロニカ・メタル、と様々。そのためAkiによれば、「曲作りはかなり大変」だそうだが、「そのおかげでバンドの『ジャンル』ではなく『スタイル』として、新しいものを作っている」という思いがあるそうだ。ただ、3人とも共通してエレクトロニカを挙げているので、それが求心力となっているのは間違いないようで、「エレクトロニカとポップ・ロックを織り交ぜた新しい音楽を目指している」とのこと。
そんな彼らが今5月にリリースした「As the fame calls」は、デンマークエレクトロシーンの重鎮VETO*のフロントマンTroels Abrahamsenがプロデュースしているそうだ。早速そのミュージックビデオを見てみよう。
*VETOの曲「You Are A Knife」はアメリカのテレビ番組『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン4内のエピソードで使用されていたりもする。
(この曲が気に入った方は、もしかしたらManboy(フィンランド)の「How it Hurts」とかも好きかもしれない。)
「As the fame calls」はiTunesからも視聴購入可能。
Akiがデンマークに引っ越したのは7年前。音楽や音響に興味があった彼は、音楽学校Den Rytmiske højskoleで音響を専攻。そこでJeppeと出会う。JeppとJonasの二人は、音楽が盛んなスキーヴェという街で育っており、Aki曰く「音楽的センスがよく、音楽に対してアブノーマルで挑戦的」だったそう。そんな彼らに共感を覚えたAkiは、Jeppeが元々始めようとしていたバンドプロジェクトであるFABLにドラマーとして入らないかと尋ねられた時に「NOとは言えなかった」そう。Jonasの「太く特徴的なボーカルに今でも惚れている」とも語っている。
昨年2013年にリリースしたEP『Libra』から、FABLメンバーたちの姿も見ることのできる「Confused」のミュージックビデオも見てみよう。
EP『Libra』の楽曲もiTunesで視聴購入できる。
FABLの全アートワークとバンドロゴに見て取れる「鳥」は、バンド結成時に作った曲に由来するものだそう。彼らがライブで使用しているマスクやミュージックビデオにも出てくるマスクにも使われている。
こちらはEP『Strange Voids』から、鳥マスクに追い掛け回される「Hypocrite」のミュージックビデオ。
EP『Strange Voids』もiTunesで販売されている。
もうひとつ、『Strange Voids』からのシングル「Maybe We All」もどうぞ。
彼らの楽曲は、FABLのSoundCloudページからも聞くことができる。FacebookまたiTunesではEPの他にシングルも販売しているので、気になる方は試聴購入あれ。
Maybe We All - Single
Act - Single
最後にFABLメンバーの皆さんから当ブログ読者の皆様へメッセージを頂いたのでお読みください。
FABLは三人それぞれの異なった音楽的、文化的背景を生かし今のエレクトロニクス・ポップ・ロックに新しい対して新しいアプローチをする事を目指すバンドです。ぜひFABLの音楽を聴いて、その新鮮さとバンドとしてのエネルギーを感じてもらえる事を願っています。バンド自身、最高のライブバンドと自負しているので、いつか日本で僕らの音楽を聴いてくださる皆さんにライブでお会いできるよう日本での口コミやサポートをして頂けると幸いです。
-- FABL, Jonas Kristensen, Jeppe Schmidt Nielsen, Aki Shiraishi Bech
またAkiは「ステージ演出と、ステージ上のエネルギーは一回体験すると忘れられない物だと思います」とも語っている。動画で見たってその体験を伝えることができないのは言わずもがなだが、彼らの力強いライブの様子も貼っておこう。曲は『Libra』収録の「An Artist」。
デンマークに行かれる方は彼らのライブ予定も要チェックだ(FABL公式サイトの「Concerts」にライブ予定が載っている他、Facebookページにも掲載されている)。今後の活躍は勿論のこと、来日してライブしてくれる日が来ることにも期待したい。
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